
柿を脱渋する親子づれ=佐渡市中興甲の県農業総合研究所佐渡農業技術センター
佐渡の農業について理解を深める教室が、新潟県佐渡市中興甲の新潟県農業総合研究所佐渡農業技術センターで開かれた。小学生の親子連れらがおけさ柿を収穫し、脱渋方法による食感の違いなどを学んだ。
佐渡農業技術センターは島の気象特性などを生かした果樹や野菜の開発、栽培技術を研究している。教室はセンターが一般公開に合わせて10月26日に実施し、約20人が参加した。
教室では、柿が新潟県内の果樹で最も生産され、そのうち半分近くを島内産が占めることなどを学んだ。園地ではかごいっぱいに柿を摘み、柔らかく仕上がるアルコールによる脱渋を体験。島内で出荷される柿は独特の食感と香りが残るように炭酸ガスとアルコールを併...
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