
吾潟音頭の踊りを練習する「華月湖清美会」のメンバー=佐渡市千種
新潟県佐渡市両津地区の吾潟(あがた)を題材にした新民謡「吾潟音頭」が、市内の民謡団体が集う11月17日の「第7回佐渡民謡の祝祭」で初披露される。吾潟の周囲に広がる加茂湖や大佐渡、小佐渡の山々を歌詞に盛り込んだ盆踊り歌。吾潟在住の華月湖清美(かげつや・きよみ)さん(84)率いる日本舞踊団体のメンバーは、本番に向けて練習に熱が入っている。
吾潟音頭を作詞、作曲したのは、新潟市の民謡家・雲雀(ひばり)竹延(ちくえん)さん。交流がある華月湖さんに、10年ほど前にプレゼントされた。これまで披露する機会がなかったが、本番で伴奏を担当する民謡団体「金子芳延(ほうえん)会」からの勧めもあり、挑戦することにし...
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