県信用組合の職員による金融教育=佐渡市栗野江
県信用組合の職員による金融教育=佐渡市栗野江

 新潟県信用組合による金融教育の授業が、佐渡総合高校(佐渡市栗野江)で行われた。地域貢献活動の一環で、県信組として初の取り組み。職員が預金や投資、借り入れなどの基礎知識を説明し、将来設計や金融トラブル防止策をアドバイスした。

 授業は11月7日にあり、選択科目の家庭で「消費生活」を学ぶ3年生9人が参加した。講師を務めた佐藤清・畑野支店長らが、家計の収入と支出の管理、貯蓄の大切さを強調。その上で、人生の3大費用とされる「子どもの教育」「住宅」「老後」に備えるよう説明した。

 金融トラブルの例では、マルチ商法やSNSによる投資話、違法な高金利による個人間融資などを紹介した。その上で「絶対にもうかる、う...

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