市内の地域で取れた食材を使った給食を楽しむ新道小の児童=柏崎市新道
市内の地域で取れた食材を使った給食を楽しむ新道小の児童=柏崎市新道

 新潟県柏崎市内の小中学校に通う児童、生徒に地元食材を使った給食を通じて、地元の農林水産業に関心を持ってもらおうと、柏崎市は「全市一斉地場産給食デー」を実施した。柏崎沖で漁獲されたタイで作った柏崎名物のタイめし、だし汁を中心にした献立で、子どもたちは、ご飯に汁をかけてタイ茶漬けとして味わうなどした。

 国が定める「食の地産地消の日」に合わせて11月中旬、市内一斉に実施した。新道の新道小では、全校児童約150人がタイめしの給食を食べた。

 新潟漁協柏崎支所によると、管内で今年水揚げされたタイは10月末時点で53・88トンに上り、総漁獲量の43%を占める。23年は54・54トンのタイが水揚げされた。

 ...

残り381文字(全文:681文字)