
宿泊施設に生まれ変わる旧若林邸=佐渡市畑野
新潟県の佐渡島内を拠点とした創業や事業拡大を検討する起業家らが対象の「佐渡ビジネスコンテスト2025」の本選プレゼンテーション会が、佐渡市両津夷のあいぽーと佐渡で開かれた。グランプリには国登録有形文化財の「旧若林邸」(畑野)を島内初の「泊まれる文化財」としての活用を目指す一般社団法人「佐渡古文化保存協会」が選ばれた。佐渡古文化保存協会は補助金などを基に建物の修繕を進め、2026年1月に宿をオープンする計画だ。
コンテストは「起業成功率ナンバーワンの島」を掲げる佐渡市が主催し、2025年で5回目。今回は8者から応募があり、1月18日の本選には書類審査を通過した5者が臨んだ。上位3者は雇用機会拡...
残り740文字(全文:1040文字)