
両津港南埠頭ビルに設置されたサイネージ「マチアド」。管理する棚村麗乃さんは「佐渡の今を知れる場所にしたい」と意気込む=佐渡市両津湊
土産物売り場などが並ぶ新潟県佐渡市の両津港南埠頭(ふとう)ビル2階に、デジタルサイネージ「MATCH AD.(マチアド)」が設置された。大画面で音声付きの映像を流すことができ、不特定多数の人への広告や個人へのメッセージボードなどとして活用できる。運営する棚村麗乃(れいの)さん(28)は「佐渡の玄関口を盛り上げ、楽しくするきっかけの一つにしたい」と話す。
サイネージは、カーフェリーとジェットフォイルの下船口と土産物売り場をつなぐ通路上に2024年末に設置された。モニターの大きさは、縦約145センチ、幅80センチ。人が集まる商業施設や駅にはサイネージ広告が多いが、佐渡にはこれまでほとんどなかった...
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