
大日が力を入れている「マコモタケ」の加工品。パッケージもリニューアルした=柏崎市矢田
新潟県柏崎市矢田の農産物生産・販売の「大日」が、矢田特産のマコモタケを広めようと、加工品の生産に力を入れている。マコモタケの粉末を練り込んだ乾麺に加え、乾燥させた葉を使った茶を新たに作った。併せてパッケージもリニューアルし、販売面も強化を図る。石黒芳和社長(67)は「栄養豊富なマコモタケを、たくさんの人に知ってもらいたい」とPRしている。
大日は、地元集落の住民らでつくる「矢田営農組合」として2007年に発足した。集落外からも担い手を募ってスマート農業などに取り組むため、22年に株式会社化。マコモタケの栽培は、15年以上前から取り組んでいる。
マコモタケはイネ科で、食物繊維や葉酸、ビタミンな...
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