柔道の技を指導する羽賀龍之介さん(右から2人目)=2月11日、上越市戸野目古新田
柔道の技を指導する羽賀龍之介さん(右から2人目)=2月11日、上越市戸野目古新田

 2016年リオデジャネイロ五輪の柔道男子100キロ級で銅メダルを獲得した羽賀龍之介さん(33)を招いた交流会が2月11日、新潟県上越市戸野目古新田の謙信公武道館で開かれた。ジュニア選手らは熱のこもった実技指導を受け、世界レベルの技を体感していた。

 上越市教育委員会などが主催。上越地域の小中高生ら約100人が参加した。 羽賀さんは得意技の内股について実演を交えながら詳しく解説。内股には基本形のほか、相手の軸足を追い込んで投げる「ケンケン内股」などのバリエーションがあり、場面に応じて使い分けると説明した。

 実技指導では、参加者が足の運び方や腕の動きなどを練習した。羽賀さんは「技を大きく掛ける意識...

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