
インフラメンテナンス大賞の国土交通大臣賞受賞を花角英世知事(左から3人目)に報告する共同企業体の関係者ら=県庁
新潟県三条市が管理する道路や公園、水路などをまとめて民間が維持管理する取り組みがこのほど、社会資本のメンテナンスに関する優れた取り組みや技術を表彰する第8回「インフラメンテナンス大賞」で国土交通大臣賞を受賞した。業務を受託する企業などの関係者が3月24日、県庁を訪れ、花角英世知事に受賞を報告した。
取り組みは「包括的維持管理業務」と呼ばれ、インフラのメンテナンスを民間企業が複数年契約で受託する。三条市が2017年度に始め、建設業のほか、電気や造園、コンサルタントなど7社が共同企業体(JV)をつくる。
JVは道路修繕などの維持管理のほか、調査や修繕計画の策定なども担う。19〜23年度は市中心部...
残り178文字(全文:478文字)