切手で作ったびょうぶ絵を見つめる岩坂薫さん=長岡市大手通1
切手で作ったびょうぶ絵を見つめる岩坂薫さん=長岡市大手通1

 新潟県長岡市大手通1の大光銀行本店は、ロビーのギャラリースペースで、市内の芸術家作品の常設展示を始めた。3月は、長岡市長倉南町の岩坂薫さん(86)が大量の切手を貼り合わせて作った巨大なびょうぶ絵を飾っている。

 ギャラリーは、2018年の本店リニューアル時に設置。依頼に応じて場所貸しをしてきたが、25年2月からは、月替わりで市内の写真家や洋画家らの作品を並べることにした。

 岩坂さんの作品は、会社員時代に知人や仕事の営業先から集めた切手約1万7千枚を使用。江戸時代中期の画家伊藤若冲(じゃくちゅう)の「鳥獣花木図屛風(びょうぶ)」を模して、縦1・7メートル、横3・6メートルのびょうぶに貼り付けた力...

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