
県内の食肉センターの再編について意見を交わした検討委員会=3月27日、新潟市中央区
新潟県は3月27日、食肉処理を行う食肉センターの再編について議論する検討委員会の初会合を新潟市中央区で開いた。新潟市西区と長岡市に1カ所ずつある食肉センターはともに老朽化している。これまでに関係者間で協議し、両施設の機能を1カ所に統合する案で合意しており、2025年内の基本構想策定に向けて意見を交わした。
検討委は大学や県養豚協会、県肉用牛経営者会議、民間の食肉関連事業者などの20人で構成する。
県によると、新潟市が設置する新潟市食肉センターと、民間の長岡食肉センターがあり、両センターを合わせ、23年は肉用牛約2400頭、豚約26万頭の食肉処理を行った。
県がこれまで開催してきた食肉流通に関...
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