
校歌の巨大書の前で歌声を響かせる児童ら=長岡市大積町1
3月末で150年の歴史に幕を下ろす新潟県長岡市大積町1の大積小学校で、閉校式が行われた。全校生徒18人が、学校への思いや新たな環境での目標を語り、校歌を歌い上げた。
大積小は1874年に開校した。児童数の減少により、4月から青葉台小に統合される。閉校式は3月21日にあり、保護者や卒業生、地元住民ら約200人が見守る中、児童に大積小での学びや活動をたたえた修了証書が授与された。受け取った児童は「大積小での思い出を忘れない」「新しい環境で友達づくりを頑張りたい」と力強く誓った。
会場には、児童や家族らが2024年7月に制作した校歌の巨大書が掲げられた。息の合った校歌が響き渡ると、涙ぐむ人もいた。...
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