
見頃を迎え、色とりどりの花を咲かせる雪割草=4月5日、長岡市宮本町3
雪国に春の訪れを告げる雪割草が、長岡市宮本町3の雪国植物園で見頃を迎えている。今冬の大雪の影響で例年より2週間ほど開花が遅れたが、白やピンク、薄紫色の花が訪れた人々を楽しませている。
雪国植物園は近隣の住民が草取りや枯れ葉の処理、移植など整備を行っており、35ヘクタールの里山に約3万株の雪割草が群生する。陽気に恵まれた5日には多くの人が来園し、近くで花を眺めたり、写真を撮ったりして、かれんな姿を堪能した。
新潟市東区から訪れた主婦(60)は「ずっと開花を待っていた。いろいろな色の雪割草があって見応えがある」と満足そうに話した。
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長岡市などでつくる「越後雪割草街道連絡会」は、群生地を巡るスタンプラリーを...
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