蒼柴神社の境内で行われている「三色だんご」の販売=長岡市悠久町
蒼柴神社の境内で行われている「三色だんご」の販売=長岡市悠久町

 桜の名所で知られる長岡市の悠久山で、花見の時期の名物となっている「三色(さんしき)だんご」が販売されている。悠久山公園や蒼柴神社を訪れた多くの人が買い求めた。

 三色だんごは、ごま、きなこ、あんこがたっぷりかかった団子が箱に詰まった商品。公園内にあった茶屋の名物として親しまれてきたが、10年ほど前に茶屋は閉店した。昨年、社会福祉法人中越福祉会(長岡市)の取り組みで販売が再開。就労支援所を利用する障害のある人や職員らが、製造を担っている。

 販売が始まって初めての土曜となった5日は、うららかな陽気となり、販売開始の午前11時までに20人ほどが列を作った。整理券が配られ、60箱が30分ほどで完売した...

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