藤木鉄工が創業100周年に向けて建設する新社屋のイメージ
藤木鉄工が創業100周年に向けて建設する新社屋のイメージ

 鉄骨製造・施工の藤木鉄工(聖籠町)は、2027年4月の創業100周年に向けて新社屋を建設する。人員の増加もあり現在の事務所棟を約2倍の広さに増築。同社が手がけ「近未来の材料」とうたう高強度の構造材を一部に使用、自社の技術力アピールも図る。

 藤木鉄工は1927年に新潟市中央区で創業し、聖籠町の現社屋は2度の移転を経て89年に完成した。

 首都圏の再開発工事での鉄骨製造を多く手がけ、社員数は10年前と比べて1・5倍の約300人となった。設計や研究開発担当らが働く事務所棟は手狭になり、全体の1割を占める女性の働きやすさも考慮して新社屋の建設を決めた。

 4階建て鉄骨造りの新棟を、既存の事務所棟につなげ...

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