
佐渡市消防大会で優勝した南佐渡方面隊赤泊中隊=佐渡市八幡
地域の消防団が放水の技術を競う「第22回佐渡市消防大会」が29日、佐渡市八幡の市消防本部で開かれた。今年は4人1組で行う「小型ポンプ操法」の1部門で争われ、南佐渡方面隊赤泊中隊が優勝した。
市内の消防団は両津、南佐渡、相川、中央の4方面隊で編成する。本年度の市内の消防団員は4月1日現在で1601人いるが、高齢化やなり手不足で年々減少している。
大会には各方面隊の代表計4チームが出場。掛け声を響かせながら、きびきびとした動きでホースをつないで伸ばし、標的に向かって水を放った。
優勝した赤泊中隊は週2回の練習で連係を磨いてきた。4チーム中最速のタイムで放水を終え、動作の減点も少なかった。
指揮者...
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