
佐渡市役所
佐渡市は今秋、島外で学ぶ市出身の学生を対象に、地元産品を送る「佐渡出身学生応援ギフト事業」を行う。物価高騰による生活負担を軽減するとともに、島とのつながりを保ち、将来的なUターンを後押しする狙い。全国的に不足する米など5000円相当の地場産品を送る。
事業費は発送料などを含め826万円で、国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用。市議会6月定例会で可決された。
対象は高校卒業後に島外の大学や専門学校に通う市出身の学生で、約1100人を見込む。ギフトは「米中心」「その他佐渡産品」など複数のコースを用意する。
市の広報やSNSなどで7月中に申請受け付けを始め、新米が出回る10月以降に順次...
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