地域住民がキュウリを供えた瑞玉神社の「きゅうり祭り」=6日、小千谷市城内1
地域住民がキュウリを供えた瑞玉神社の「きゅうり祭り」=6日、小千谷市城内1
地域住民がキュウリを供えた瑞玉神社の「きゅうり祭り」=6日、小千谷市城内1

 小千谷市城内1の瑞玉(みずたま)神社で6日、健康を祈願する「きゅうり祭り」が開かれた。地域住民が次々と訪れ、夏野菜のキュウリを供えて静かに手を合わせた。

 キュウリには整腸作用があるとされる。地域では、疫病を防ぐために供えるようになったと伝えられ、風習として続いてきた。

 参拝者は持参した2本のキュウリを神社に納め、夏の健康を願った。1本を持ち帰って各家庭の神棚に供えた後、家族全員で食べると、疫病よけの御利益があるとされている。

 境内には直径約1・8メートルの「茅(ち)の輪」も設けられ、参拝者たちは輪をくぐって厄払いをしていた。

 家族で訪れた小千谷小4年生(9)は「もうすぐ夏休みなので、キュウリ...

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