
トランプ米政権に関する講演会=三条市
三条信用金庫は、三条市の本店でトランプ米政権に関する講演会を開いた。上智大学総合グローバル学部の前嶋和弘教授が登壇。「トランプ関税」について「新しい現実だと思った方がいい」と述べ、高関税政策が当面続くとの見通しを示した。
米政権は4月にほぼ全ての国・地域に一律10%の関税を課した。7月に入り、8月1日から日本には25%の関税をかける方針を表明。自動車や鉄鋼などには分野別関税が既に発動されている。
前嶋氏は10日の講演会で、米国との交渉について「いかに税率を下げるかの話で、関税は残ると思う」と説明。税率の根拠さえ不明確だが「新しい現実だと思った方がいい」と述べた。
トランプ氏に関しては「(米国...
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