インタビューに答えるnote最高経営責任者の加藤貞顕さん
 インタビューに答えるnote最高経営責任者の加藤貞顕さん
 インタビューに答えるnote最高経営責任者の加藤貞顕さん
 インタビューに答えるnote最高経営責任者(CEO)の加藤貞顕さん
 インタビューに答えるnote最高経営責任者(CEO)の加藤貞顕さん

 「このメールへの返信を考えて」と頼むと、すぐに文章を書いてくれる生成AI。その便利さから日常に溶け込みつつあるが「仕事が奪われるのではないか」といった懸念はいまだ根強い。期待と不安が入り交じる中、創作の現場でもAIへの向き合い方が問われている。

 国内最大級の投稿サイト「note(ノート)」は今年、AIとの共存に向けた取り組みを始めた。投稿文をAIの学習データとして企業側に提供する代わりに、noteを通じて書き手が対価を得られるようにするもので、なかには40万円を受け取った人もいる。

 CEOの加藤貞顕(かとう・さだあき)さんは「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読ん...

残り2330文字(全文:2630文字)