
地方創生伴走支援制度のイメージ
政府は地方創生2・0を加速するため、内閣府に「地方創生伴走支援制度」を設けた。複数の国の職員が、現在の職務を担いつつ、チームで人口規模10万人未満市町村を担当し、職務経験を生かして地域課題の把握や施策立案等の助言を伴走して行う。
この施策は退陣表明した石破茂首相の肝いりだったのだが、地方創生への歩みが後退することはあってはならない。
筆者はこの夏、偶然にも石破氏の出身地でもある鳥取県八頭町にセミナーの講師として招かれた。その際、八頭町地域戦略室長の小川博考さんに伴走支援制度について熱く語っていただいた。小川さんは鳥取県からの出向者で八頭町が抱える課題に真正面から取り組んでいる。その課題とは「...
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