
「史跡佐渡金山」の坑道を視察する永岡桂子文科相(右から2人目)=9月21日、佐渡市(市提供)
永岡桂子文部科学相が21日、新潟県を訪れ、世界文化遺産登録を目指す「佐渡島(さど)の金山」の構成資産を視察した。渡辺竜五佐渡市長、花角英世知事と面会し、今月末が期限となっている暫定版の推薦書提出に向けて、連携して取り組むことを確認した。
佐渡島の金山を巡っては、国連教育科学文化機関(ユネスコ)から推薦書の不備を指摘されたため、政府は当初の目標だった2023年の登録を断念。24年以降の登録を目指し、推薦書の暫定版を今月末までに、正式版を来年2月1日までに提出する方針だ。
永岡氏は渡辺市長らと江戸時代の坑道などを公開する「史跡佐渡金山」や、推薦書で不備が指摘された西三川砂金山の水路跡を巡った。
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