協会が開いている食器の無人販売店。リユース品など廃棄予定だった物が並ぶ=新潟市中央区
協会が開いている食器の無人販売店。リユース品など廃棄予定だった物が並ぶ=新潟市中央区

 デザイン会社のフレームとコーヒー豆加工販売の鈴木コーヒー、食器類卸販売の大橋洋食器(いずれも新潟市中央区)は「GOOD SUSTAINABLE(グッドサスティナブル)協会」を立ち上げ、廃棄物を活用した商品づくりや販路の確保など、環境に配慮したビジネスモデルを推進している。食器の廃棄品やリユース品販売を皮切りに、企業の課題解決などへ活動を拡大していく方針だ。

 フレームなど3社は、コーヒーの出がらしを使ったマグカップの製造販売で手応えを得た経験から、環境に配慮し売り上げにもつながる持続的な事業を広げようと、2023年10月に協会を設立した。

 企業などの事業の過程で出る端材や規格外品、廃棄物に着目...

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