
「未来の学校検討委員会」の設置について三条市教育委員会事務局が説明した市議会総務文教常任委員協議会=三条市議会
新潟県三条市教育委員会は、児童数の減少を見据え、将来の小学校と義務教育学校前期課程の在り方を検討する「未来の学校検討委員会」を2024年度に設置する方針を固めた。
三条市立小学校は19校あり、小中一貫の義務教育学校の大崎学園がある。学校基本調査によると、23年5月1日現在、児童数は計4236人。住民基本台帳からの推計では、28年度には計3565人に減る見込み。学校ごとに見ると、上林小、月岡小、須頃小以外はいずれも減少する見通しだ=下部の表参照=。
検討委員会の委員は学識経験者や地域、保護者の代表者、学校関係者らのほか、公募委員に委嘱。8月に第1回会議を開き、25年3月まで必要に応じて開く。
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