
電気自動車について脇田喜之教授から説明を受けた中条高校の3年生=胎内市東本町
新潟県胎内市の中条高校で、電気自動車(EV)について新潟工業短大(新潟市西区)の脇田喜之(よしゆき)教授から学ぶ授業が行われた。授業を受けたのは3年生で、今後控える実習に学んだ知識を生かす。
中条高では3年前から、地域産業コース工業選択の生徒たちが、ガソリン車の軽トラックをEVに改造する実習に取り組んでいる。2024年度は3年生18人が挑戦する。
4月下旬の授業で脇田教授は、エンジンの代わりにモーターが動力となるEVについて、仕組みや特性を説明した。ガソリン車に劣らない能力があり、環境やエネルギーなどの課題に対応するため普及が進んでいると現状を解説。「EVに関するビジネスは世界で広がっており...
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