
業界の発展を誓った全国餅工業協同組合の50周年記念式典=5月15日、新潟市中央区
全国餅工業協同組合(事務局・新潟市中央区)は5月15日、創立50周年記念式典を新潟県新潟市中央区で開いた。組合員ら約70人が参加し、日本の伝統食である餅の需要拡大や商品の品質向上を誓った。
組合は1974年7月に設立。国産の水稲もち米のみを原料に使用し、良質で安全な包装餅を製造することを基本理念としている。新潟県内9社、県外8社の計17社が加盟する。
2023年は関係団体と連携して正月用鏡餅の受注締め切り日を10月末に設定し、食品ロスの削減に取り組んだ。
理事長の佐藤元・サトウ食品社長はあいさつで「加盟各社は便利でおいしい包装餅の開発に努力してきた。人口減による消費の減少や環境問題など、食品...
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