終末期の心のケアについて理解を深めた講演会=魚沼市干溝
終末期の心のケアについて理解を深めた講演会=魚沼市干溝

 人生の最期をどのように迎えるかを話し合う「ACP(アドバンス・ケア・プランニング)」を学ぶ講演会が、新潟県魚沼市の小出郷文化会館で開かれた。「大切な人の『生き切る』を支える」をテーマに、講演などを通じて心のケアについて理解を深めた。

 住み慣れた地域で安心して暮らせる取り組みの一環として、地域医療魚沼学校(魚沼市)などが5月11日に開いた。市民や医療・介護関係者ら約300人が参加した。

 看護師で僧侶の玉置妙憂(たまおき・みょうゆう)さんが講演した。玉置さんは夫のみとりをきっかけに出家し、現在は都内などの終末期の緩和ケア病棟で、患者の苦悩を軽減する「スピリチュアルケア」を行っている。

 終末期など...

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