
若宮神社の宮司から神社の歴史を聞くバス巡りの参加者ら=五泉市能代
新潟県五泉市内にある文化財を知ってもらおうと、市主催の「バスで行く文化財巡り」が行われた。約40人が参加し、新潟県指定天然記念物のイチョウの大木や鎌倉時代に建立された神社などを見学した。参加者はほとんどが市内在住者だったが、「初めて見た」という声も多く、身近な宝を再発見した様子だった。
文化財巡りは今年が10回目で、5月11日に行われた。「自ら文化財に足を運んでもらうきっかけに」との趣旨で、参加費は村松郷土資料館入館料の100円のみ。参加者は弁当持参で、朝から午後にかけて6カ所を巡った。
切畑(きりはた)では、観音堂の境内にある高さ約40メートルの「切畑の乳銀杏(ちちいちょう)」を見学。幹か...
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