
ホーム最終戦でサポーターに感謝の横断幕を示すアルビレックス新潟レディースの選手。声援に支えられ、ホームでは高い勝率を誇った=5月18日、デンカビッグスワン
WEリーグのアルビレックス新潟レディースは、リーグ発足3年目を最高成績となる4位で終えた。昨季の10位から大きく順位を上げ、飛躍の年となった。13勝2分け7敗で、勝ち点41。目標の勝ち点40以上を獲得できたのは、今季から指揮を執った橋川和晃監督と元日本代表・MF川澄奈穂美の存在が大きい。一方、タイトル争いを演じたものの、「トップ3」の牙城は崩せなかった。躍進した新潟Lの軌跡をたどり、来季への課題を探る。(2回続きの1)
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「本当にアルビらしい勝利ができた」。
5月25日の最終節マイナビ仙台戦。主将のMF川澄は、試合後にそう振り返った。同点に追い付かれたが最終盤に2点を奪い...
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