熱中症の予防対策を話し合った県の連絡会議の初会合=14日、県庁
熱中症の予防対策を話し合った県の連絡会議の初会合=14日、県庁

 新潟県は6月14日、熱中症の予防対策について県庁内で情報共有する連絡会議を初めて開いた。2024年夏も猛暑が予想される中、県民への注意喚起の方法などを確認した。

新潟県内の熱中症警戒情報 きょうの暑さは?

 連絡会議は、熱中症対策を強化する法改正により、2024年から「警戒アラート」よりもさらに上位の「特別警戒アラート」の運用が始まったことなどを受け、新たに設置された。アラートは環境省などが発表し、県を通じて市町村や関係団体などに伝わる。県は各課の情報共有により、連携して周知できるようにする。

 県庁で開かれた会議には防災、福祉、教育、農林など12の関係課が参加。新潟地方気象台の担当者が、2024年夏は猛暑につながるラニーニャ現象が発生す...

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