ウェブ会議システムで魚沼市などとつないだ土砂災害の防災訓練=新潟県湯沢町神立
ウェブ会議システムで魚沼市などとつないだ土砂災害の防災訓練=新潟県湯沢町神立

 新潟県の国土交通省湯沢砂防事務所と魚沼市は、大規模な土砂災害に備えた机上訓練を、県などとつないだウェブ会議システムを使って行った。土砂災害発生時の情報共有や、災害により天然ダムができた時の対応について確認し、連携を深めた。

 合同訓練は、湯沢砂防事務所が管内のうちの6市町村と共に開催している。2024年は、2011年7月の新潟・福島豪雨と同等の1時間当たり最大35ミリの雨量が、魚沼市に降ったという想定で、5月31日に実施した。

 訓練で、崖崩れや土石流などの大規模災害が魚沼市内で同時多発し、天然ダムができたとされると、魚沼市は「現地のあらゆる情報把握に努め、市民からの通報に対応する」と報告。湯沢...

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