県健康づくり・スポーツ医科学センターの在り方を議論する検討委員会の初会合=新潟市中央区
県健康づくり・スポーツ医科学センターの在り方を議論する検討委員会の初会合=新潟市中央区

 新潟県はスポーツ選手の体力測定やスポーツ診療、一般向けの健康指導などを行っている県健康づくり・スポーツ医科学センター(新潟市中央区)の役割や機能を見直すため、有識者による検討委員会の初会合を6月24日、県庁で開いた。開設から20年以上たち、センターを取り巻く環境が変わったとして施設の効率的な活用や利用増を目指し議論する。

 センターは2002年、現デンカビッグスワン内に開設。開館以降、延べ約80万人が利用した。

 県はセンターの指定管理料や修繕費に年間約1億7千万円を支出。一方でセンターの21〜23年度の収支は燃料費の高騰などで赤字だった。コストのさらなる増加が見込まれる中、現在の指定管理期間が...

残り355文字(全文:655文字)