
小田原オートメーション長岡の新社屋イメージ(小田原エンジニアリング提供)
モーター用巻線機メーカーの小田原エンジニアリング(神奈川県松田町)は、新潟県長岡市南陽2の子会社小田原オートメーション長岡の生産能力を増強する。約16億円を投じて新社屋を建設し、現工場の2倍の作業スペースを確保。グループでの生産能力を1・3倍に高める。世界的に進展している車の電動化により拡大する大型巻線機の需要取り込みを図る。
巻線機は、銅線またはアルミ線を自動で巻く機械で、モーターの心臓部を生み出し、性能にも大きな影響を与える重要な装置。家電や自動車、電動工具、医療機器などに欠かせない。
小田原エンジニアリングは1950年の創業。モーター用巻線機市場では国内トップ、世界でもトップクラスのシ...
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