出前授業の模擬投票で一票を投じる十日町高の生徒=十日町市本町西1
出前授業の模擬投票で一票を投じる十日町高の生徒=十日町市本町西1

 学生らが政治や選挙について学ぶ「明るい選挙出前授業」が、新潟県十日町市本町西1の十日町高校で行われた。3年生約200人が参加し、模擬投票などを体験。若年層の低投票率の問題や選挙に参加することの重要性を学んだ。

 十日町高校が県選挙管理委員会に依頼し、授業は6月19日に行われた。県選管の職員が、若者の投票率が低い現状や選挙の仕組みなどを説明。投票に行かないことのデメリットを挙げ、「若者の投票率が高くなれば政治に皆さんの意見が反映される。政治は変えられます」などと呼びかけた。

 模擬投票は、若者の流出に悩む架空の「十八ケ丘市」の市長を、3人の新人候補から選出するもの。生徒たちは選挙公報や演説の動画を...

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