
学童農園で、田んぼにすむ生き物を探す児童ら=阿賀野市発久
新潟県阿賀野市笹神地区の笹岡と神山の両小学校の5年生45人が阿賀野市発久(ほっきゅう)の学童農園で田んぼにすむ生き物を調べた。子どもたちは、元気いっぱいに、泥の中に足を踏み入れ、昆虫などを網ですくって田んぼが育む生物の豊かさを体感した。
両校は、JA新潟かがやき青壮年連盟ささかみ本部部員の指導を受けながら、合同で無農薬、無化学肥料による有機米栽培に取り組んでいる。児童は4月に種から稲を発芽させ、6月上旬に、育てた苗を約10アールの田に手植えした。
7月2日に行われた生き物調査で、子どもたちは網を持って田んぼに入った。夢中で泥をすくって生き物を探し「アメンボをゲット」などと歓声を上げた。
捕ま...
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