佐梨川について学ぶ小出小の4年生=7月10日、新潟市魚沼市佐梨
佐梨川について学ぶ小出小の4年生=7月10日、新潟市魚沼市佐梨

 新潟県魚沼市を流れる佐梨川について理解を深めてもらおうと、新潟県魚沼地域振興局が7月10日、魚沼市の小出小学校で出前講座を開いた。4年生約70人が地元の川の治水や利水、環境などを学んだ。

 越後駒ケ岳を水源とする長さ18・5キロの佐梨川は、小出小校舎の脇を流れ、魚野川と合流する。4年生は総合的な学習で佐梨川について学んでいる。

 講座では振興局職員が、佐梨川は大雨が降ると「暴れ川」に変わり、明治時代以降11回の洪水を起こしてきたことを紹介。堤防や護岸の重要さを教えた。川の水は米作りや発電、流雪溝など、生活で幅広く利用されていると伝えた。

 また、生息する魚や鳥、水生昆虫などの生き物に対しても、重要...

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