
つぼみのサイズごとに仕分けられた花ハス=7月10日、新潟県十日町市田麦
新暦の7月のお盆を前に、新潟県十日町市の「六箇地区振興会」が、盆花用の花ハスを出荷している。早朝から六箇地区の集落の田んぼで、つぼみの様子や丈を見極めて刈り取り、手際よく仕分けて梱包(こんぽう)した。
振興会は地域おこしの一環で2020年に栽培を始め、昨年初めて商品として花ハスを出荷した。地区では農家も含めて7000平方メートル弱で栽培している。
7月10日はメンバーが午前5時半から田んぼに入り、つぼみが濃い赤紫色になった花ハスを鎌で丁寧に収穫。摘み取った花ハスは、つぼみの大きさに応じて5等級に仕分けて箱詰めした。
振興会の福崎良一さん(65)は「公民館に集まって練習をした。仕分けの技術も上...
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