雪室で熟成した銀鮭とナンバンエビのすしと刺身
雪室で熟成した銀鮭とナンバンエビのすしと刺身

 食肉製造卸のウオショク(新潟市中央区)は、新潟中央水産市場(新潟市江南区)と「ことぶき寿司」などを運営するenn(新潟市江南区)と共同で、雪室で熟成した佐渡産の銀鮭(養殖)とナンバンエビを商品化した。ウオショクは「雪室熟成和牛」の輸出を強化しており、雪室熟成魚も海外展開を目指す。

 原料をennが切り身などに加工し、ウオショクが小千谷市にある雪室で3日間、熟成させる。ウオショクと新潟中央水産市場は県内外の飲食店やホテルに卸し、ennは自社のすし店で提供する予定。熟成後は冷凍で保存し、年間を通じて取り扱う。

 雪室で肉などを熟成させるとアミノ酸が増えてうまみが増すとされる。ウオショクは2011年に...

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