山崎醸造が発売した(左から)「ゆきとみそ」「しじみ汁の素」「オニオンスープ」
山崎醸造が発売した(左から)「ゆきとみそ」「しじみ汁の素」「オニオンスープ」

 しょうゆ・みそ製造の山崎醸造(新潟県小千谷)は、雪室で貯蔵した赤みそ「ゆきとみそ」と、雪室貯蔵の白みそを使った「しじみ汁の素(もと)」、「オニオンスープ」の計3商品を発売した。雪を利用した天然の冷蔵庫・雪室に入れることで塩がなじみ、まろやかな味わいに仕上がったという。

 3商品は、山崎醸造をはじめとする食品メーカーなどでつくる「にいがた雪室ブランド事業協同組合」が運営する「越後雪室屋」の名を冠して発売。山崎醸造にとってこのブランドの商品化は初めて。

 雪室貯蔵した「ゆきとみそ」は原料の米に魚沼産コシヒカリを100%使用し、1年間かけてじっくり熟成。その後2カ月ほど雪室で貯蔵し、味がまろやかになっ...

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