割り箸を使った橋作りに挑戦する東小の4年生=新発田市五十公野
割り箸を使った橋作りに挑戦する東小の4年生=新発田市五十公野

 新潟県新発田市五十公野の東小学校で、長岡工業高専の教員による出前授業が行われた。4年生約60人が割り箸で、レオナルド・ダ・ヴィンチが考案したとされるアーチ橋作りに挑戦。くぎや接着剤がなくても自立する仕組みに興味津々だった。

 長岡高専は県内の小中学校で、機械工学などの専門分野に親しむ出前授業を行っている。東小での出前授業は7月に行われ、橋梁(きょうりょう)の研究などが専門の井林康(こう)教授(53)が担当した。

 井林教授は導入で、橋の役割やさまざまな形状について紹介した後、割り箸の組み立て方について説明。児童は割り箸を縦横に組み合わせて橋作りに挑戦した。ゼミ生3人も児童の輪に入り、組み立て方な...

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