消防団の活動服を着た女性部のメンバーら=8月27日、湯沢町神立
消防団の活動服を着た女性部のメンバーら=8月27日、湯沢町神立
委嘱状を受け取る女性部のメンバー=8月27日、湯沢町神立

 新潟県の湯沢町消防団が女性部を新設し、発足式が8月27日に湯沢町役場で行われた。部員は8人で年齢は20〜50代。職業は個人事業主や林業などさまざまで、既に消防団に所属しており兼務で加わった人もいる。広報活動や啓発活動などを通じて町民の安心安全に貢献する。

 湯沢町は、防災啓発活動や救命・応急手当ての普及指導に女性ならではの視点を取り入れたいと、1〜2年前から女性部設置を構想しており、2024年4月末から募集していた。

 発足式では、消防団の活動服を着た8人に辞令書が渡された。田村正幸町長は「町民の命、暮らしなどを守るために力を一つにして頑張ってもらいたい。消防団に新しい風を吹き込んでくれるものと...

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