
2024年産米のサンプルを抜き取るJA魚沼のスタッフ=9月12日、十日町市上野甲
新潟県魚沼産コシヒカリの品質検査が、JA魚沼(十日町市)とJAみなみ魚沼(南魚沼市)で本格化している。2023年は高温や水不足の影響で落ち込んだ1等米比率が、24年は両JAとも90%台と幸先の良いスタートを切った。
十日町市上野甲にあるJA魚沼上野米倉庫では9月12日、コシヒカリ約34トンの検査が行われ、米袋から抜き取った米粒の状態をJA魚沼の検査員が確認した。ほぼ全量が1等米だった。
検査に立ち会ったJA魚沼経営管理委員会の柄澤和久会長は「昨年ほどではないが、今年も暑い日が続いた。まだ検査数が少ないが、例年並みの90%台でほっとした」と話した。
JA魚沼管内のコシヒカリの検査は9月9日に始...
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