居場所や住民同士の支え合いの大切さについて語る河田珪子さん=佐渡市小木町
居場所や住民同士の支え合いの大切さについて語る河田珪子さん=佐渡市小木町

 住民が気軽に集まれる居場所づくりを考えるフォーラムが、佐渡市小木町の小木あゆす会館で開催された。約50人の市民らが参加し、近所の住民同士の支え合いの大切さについて話し合った。

 佐渡市が9月8日に開催。地域包括ケア推進モデルハウス「実家の茶の間・紫竹」(新潟市東区)代表の河田珪子さん(80)が「わたしたちの居場所を創らんかさ」と題して講演した。

 河田さんは、心地良いと感じる居場所のためには「その場にいない人の話はしない」「初めての人が来ても『誰だろう』といった目線を向けない」などといった配慮が重要だと語った。

 講演後は住む地域が近い参加者でグループを作り、実際に居場所づくりに取り組む人の事例な...

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