
2050年に二酸化炭素排出量を実質ゼロにする「ゼロカーボンアイランド」実現に向け、企業や行政機関が協議する佐渡市脱炭素推進会議が、市役所で開かれた。市の施策の進捗(しんちょく)や今後の方針などが報告され、島内外の官民が連携して脱炭素実現に取り組むことを確認した。
佐渡市やエネルギー関係事業者、商工団体などから24人が参加し、9月27日に開かれた。
佐渡市は、公共施設の屋根などに太陽光発電設備を設置して自家消費する「PPA事業」の進み具合を報告。市庁舎や消防などの防災拠点16施設について、2025年2月末までに整備を終え、25年4月から運用する予定と説明した。また、民間へのPPA事業拡大も検討...
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