
硬式球でトスバッティングをする中学生=佐渡市窪田
中学3年生を対象に、高校硬式野球へのスムーズな移行を目指す「佐渡ジュニア硬式野球教室」が、新潟県の佐渡市内で開かれている。部活を引退した生徒たちが週末を中心に9月中旬から11月中旬まで練習を重ねる。慣れ親しんだ軟式球との違いを感じ取りながら、守備に打撃に汗を流している。
教室は佐渡市スポーツ協会が主催。軟式野球部の引退から高校入学までのブランクを埋めようと毎年開いている。プロ野球巨人の菊地大稀(たいき)投手らも中学時代に参加した。市内には中学の硬式野球チームがなく、この教室で硬式球に慣れ、市内外の高校で野球を続ける生徒が多いという。
佐和田球場で10月5日に行われた練習には18人が参加した。...
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