加茂湖の成り立ちについて理解を深めた「地域を探る」の初回講座=佐渡市秋津
加茂湖の成り立ちについて理解を深めた「地域を探る」の初回講座=佐渡市秋津

 新潟県内で最も大きい湖、佐渡市の加茂湖について学ぶ連続講座が、佐渡市秋津の両津郷土博物館で始まった。「地域を探る」と銘打った両津郷土博物館の連続講座は2023年に続き2回目で、7人の定員に約30人と4倍の応募が集まる人気ぶり。初回は、湖を中心に佐渡島の成り立ちを学んだ。市のジオパーク推進室も連携し、12月まで5回にわたり、地層学や文化などさまざまな観点から加茂湖を見つめる。

 連続講座は自らの住む地域を知り、愛着を深めてもらうのが狙い。今回は、市民の身近にありつつも詳しく知られていない加茂湖をテーマに選んだ。

 10月5日に行われた初回講座では、市のジオパーク推進室の学芸員、貞包(さだかね)健良...

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