地元の女性たちから案内を受ける移住体験中の髙江洲さん夫妻(中央2人)=村上市瀬波温泉3
地元の女性たちから案内を受ける移住体験中の髙江洲さん夫妻(中央2人)=村上市瀬波温泉3

 新潟県村上市は2024年度、移住促進のため、市内での生活を体験してもらうショートステイ事業を始めた。小さい子どもがいる家族は保育園の一時預かりを利用できるのが特徴だ。初の事業対象者として、沖縄県在住の家族が約1週間、市内に滞在し、市や観光ガイドボランティア団体の案内で空き家や公園、お薦めの飲食店などを回った。

 村上市では2050年に人口が現在の約5割、3万人程度になると予想されるなど人口減少が深刻化しており、移住対策に力を入れいている。ショートステイ事業は、1〜2週間、市内に滞在して生活を体験してもらうもので、平日の日中、生後4カ月以上の幼児を対象に一時預かりが利用できる。

 今回、ショートス...

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