
笹川集落にある水路跡周辺の草刈りをするボランティアや地元住民ら=佐渡市西三川
世界文化遺産「佐渡島(さど)の金山」の構成資産の一つ、「西三川砂金山」のある新潟県佐渡市笹川集落で、清掃ボランティア活動が行われた。島内外の参加者と地元住民の計約40人が史跡周辺の草刈りをし、現地での解説も聞いて価値を実感した。
遺産の保全管理と環境美化を目的に、佐渡市が登録前から年に1、2回、構成資産の中で場所を変えて行っている。
笹川集落での清掃は10月14日にあり、参加者は4カ所に分かれて活動した。水路跡周辺では、砂金採掘で出た余分な石を積んで水路が作られていることを地元住民が解説。参加者は石の間から生えるつる草を抜き、鎌で草を刈ってごみ袋にまとめていた。作業後は、西三川砂金山の作業を...
残り88文字(全文:388文字)