収穫したおけさ柿を選別する山田優一郞さん=26日、佐渡市羽茂大橋
収穫したおけさ柿を選別する山田優一郞さん=26日、佐渡市羽茂大橋

 新潟県佐渡市の特産「おけさ柿」の収穫が本格化している。昨年は記録的な猛暑で直射日光に当たり過ぎて痛む「日焼け」の被害が目立ったが、今年は生育が順調で例年になく大玉傾向という。県内の最大産地、羽茂地区では10月26日、大きく実った柿の収穫に汗を流した。

 羽茂大橋の生産者、山田優一郞さん(35)は、約80アールで2品種を栽培しており、わせ品種「刀根早生(とねわせ)」の収穫が終盤となっている。山田さんは、色や形を確認し、はさみで切り取って籠につめていった。「今年は天候に恵まれ、いい柿ができている。ぜひたくさん食べてほしい」と話した。

 JA佐渡によると、今年は夜の気温が下がらない日が続き、色づきが遅...

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