平将明デジタル相(右)と長岡市山古志地域の「デジタル村民」らとの意見交換会=11月6日、長岡市
平将明デジタル相(右)と長岡市山古志地域の「デジタル村民」らとの意見交換会=11月6日、長岡市

 平将明デジタル相が11月6日、新潟県長岡市山古志地域を訪れ、複製や改ざんができない「非代替性トークン(NFT)」の技術を活用し、錦鯉を描いたデジタルアートの販売などに取り組む住民団体「山古志住民会議」や、アートの購入者である「デジタル村民」らと意見交換をした。

 山古志住民会議は2021年にデジタルアート販売を始めた。購入者をデジタル村民に位置づけ、地域づくりに参画してもらうなどして交流を生んでいる。

 意見交換では、これまでの取り組みや成果を説明した。平氏はデジタルを活用した地域活性化の取り組みについて「山古志は、地元住民が面白いと思ってくれた。レアなケースだ」と評価した。

 山古志地域で実証実...

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